月刊誌「WiLL」の記事は「虚偽」、土井元衆院議長が勝訴
月刊誌「WiLL」に掲載された事実無根の記事で名誉を傷つけられたとして、
土井たか子・元衆院議長(79)が、出版社「ワック・マガジンズ」(東京都
千代田区)と花田紀凱(かずよし)編集長(66)ら2人に、慰謝料計1000
万円の支払いなどを求めた訴訟の判決が13日、神戸地裁尼崎支部であった。
竹中邦夫裁判長は「明らかに虚偽」などと指摘し、同社と花田編集長らに計
200万円の支払いを命じた。
判決によると、花田編集長らは同誌2006年5月号に、土井氏が「(朝鮮)
半島出身とされる」との虚偽の記事を記載した。
土井氏は全国紙への謝罪広告掲載も求めていたが、竹中裁判長は同誌の実売部
数が少ないことを理由に必要性を認めなかった。
被告代理人は「判決の内容を見て今後の方針を検討したい」とコメントした。
(読売新聞 2008/11/13日)
リベラルを以って鳴る土井たか子氏と思えない様な、差別意識丸出
しの訴訟ではないかという感想を深くします。
私は、日本国の一員となってこの国を共により良い国に発展させよ
うという意思のない在日韓国・朝鮮人の権利拡大には、反対します
が、帰化し日本国民となった半島出身者の差別には、大いに反対す
る所です。
その点で、土井たか子氏の様な、一時期は、左翼の星であった存在
が、その思想の根底に、半島出身者に対する差別意識を潜在させて
いたという事に、深く失望を覚えるものです。
半島出身者でない事を示すだけであれば、今回、裁判で呈示した様
な戸籍謄本及び除籍謄本の該当部分を自分のHPで示すだけで良い筈
です。そして半島出身者と言われる事は、名誉毀損と考えないので
訴訟は行わないと表明すれば、より素晴らしかっただろうと思える
のです。その点でも、残念な訴訟であったと思えてなりません。
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