2009年11月27日金曜日

反日日本人を国家正義の担い手に選んだ鳩山首相のシニカルさ加減

千葉法相、「反日集会」に祝電 参院議員として送った

千葉景子法相は27日の閣議後会見で、慰安婦への補償や、永住外国人への地
方参政権付与を求める市民集会に祝電を送ったことを明らかにした。その上で、
法相として集会の内容に賛意を示したことにつながるとの指摘については「参
院議員ということで対応した。そういうことは決してない」と述べた。
また、千葉氏は祝電を送った理由を「まったくこれまでの議員としてのお付き
合い。ご無礼がないように儀礼的にお出しをしたもので、それ以上のことはな
い」と説明した。
集会は21日に川崎市内で開かれた「川崎・富川(ぷちよん)市民集会」。
「過去を変えるな、未来を変えよう!」をテーマに韓国・富川市の市議を招き、
民主党の川内義博参院議員も祝電を送った。開催趣意書によると、富川市議会
は9月に「日本軍『慰安婦』問題解決を促す決議」を採択。決議には姉妹都市
である川崎市への働きかけが盛り込まれている。

(産経新聞 2009/11/27)


千葉景子氏は、筋金入りの反日日本人である事は、過去の行状から
して極めて明確です。ですから、今回の件についても、言葉はどう
であれ、確信犯として行動しているのは明らかであると言えます。

千葉氏がどの様な活動歴を持っているかについては、以下のリンク
でWikipediaを参照して頂ければすぐに筋金入りの反日左翼活動家
である事判ります。まさに反日亡国の輩なのです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E8%91%89%E6%99%AF%E5%AD%90

ここでは、法相になって以降の行動についてだけ指摘します。

2009年10月9日に最高裁判所から中国残留孤児と血縁関係がないと
判断され、大阪入国管理局から国外退去を命じられていた姉妹に対
して、法務大臣の権限で在留特別許可を認めました。マスコミは、
姉妹に対する同情心なのか殆ど問題にする論調はありませんでした。

しかし、この問題は、非常に大きな意味を持っています。つまり、
法務大臣が最高裁判所の判決よりも自身の判断を優先したという事
です。これでは、何の為に最高裁判所が判決を出したか判らなくな
ってしまいます。まさに、司法府を行政府が無視した訳で、これが
前例になれば、行政府は司法府による牽制(行政事件裁判権)を無視
しても良い事になり、三権分立の国家体制が崩壊する事にもなりか
ねません。

更に、問題なのは、この件に関して、三権分立の視点での千葉法相
に対するマスコミによる批判が殆ど行われていない事です。反日マ
スコミは同属である反日日本人を当然の事にように擁護した訳です。
そして、いつの間にか亡国の至る道が舗装されたという訳です。

千葉法相は、日本人拉致事件の実行犯とされる辛光洙の釈放につい
ての「在日韓国人政治犯釈放の要望書」に署名していましたが、そ
の容疑が明らかになっているにも係わらず、法相就任後も、署名の
撤回を頑なに拒んでいます。つまり、日本人被害者よりも日本人拉
致犯罪者である外国人を擁護する姿勢を全く変えていない訳であり、
日本人は法務大臣の保護を期待できないと言う事になります。

法務大臣という日本語の語感からは、政府の法律問題担当の大臣と
いう程度のニュアンスしか感じられませんが、英語で、法務大臣に
相当する訳語は、The Minister of Justiceになります。つまり国
家の正義を担う大臣である事がより明確になります。そうであるか
らこそ、検察庁を指揮する役割が与えられているのです。

その国家正義の担い手に反日日本人がついているというのは悪い冗
談としか言えない
のであり、任命者である鳩山首相(あるいは小沢
幹事長)の非常なシニカル(冷笑)さを感じざるを得ないのです。


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2009年11月26日木曜日

韓国国産「欠陥」兵器に明日はあるのか?

※今回問題になったと思われるXK-2用トランスミッション(左)とエンジン(右)
http://www6.atwiki.jp/namacha/pages/23.htmlより転載

【社説】最強誇る戦車「黒ヒョウ」に欠陥とは

防衛事業庁は24日、国会に「次世代型戦車『XK2』(通称・黒ヒョウ)の試運
転中、重要部品に深刻な問題が発生し、来年予定されていた量産体制に入るこ
とができないため、来年度予算の審議を中断してほしい」と要請した。エンジ
ンとトランスミッションを結合したパワーパックと呼ばれる部分のベアリング
がひどく摩耗し、火災が発生したという。当局は2003年から黒ヒョウの開発を
始め、昨年からは700億ウォン(現在のレートで約54億円、以下同)を投入し、
従来はドイツの製品を使っていたパワーパックを韓国製で代替する作業を行っ
てきた。

これまで国防当局は、黒ヒョウについて、「ヘリコプターを攻撃できるほか、
主砲の砲弾は敵の戦車の装甲を十分に貫通でき、先端装備によってミサイルも
回避できる世界最強の戦車だ」と誇ってきた。戦車のエンジンは、人間の心臓
のように重要な部分だ。

黒ヒョウの重要部品の欠陥がはっきりしたことに伴い、来年度882億ウォン(約
67億5000万円)を投入して量産体制を整え、2011年に300両を実戦配備、さらに
トルコなどへ輸出するという計画も頓挫することになった。既に結ばれたトル
コとの輸出契約にはパワーパックが含まれておらず、契約の履行には問題はな
いというが、韓国の技術の体面を大きく損なった。そのほかの国との輸出交渉
にも影響するかもしれない。

先端兵器の開発は常に失敗の危険をはらんでおり、思わぬ問題にぶつかること
もあり得る。問題は、当局が問題を隠そうとしたところにある。黒ヒョウのパ
ワーパックは、今年7月にもベアリングに欠陥が見つかり、4カ月かけて改修し
たエンジンを今月15日にテストしたところ、またも欠陥が発生したという。今
月18日に開かれた国会国防委員会で、ある議員が「黒ヒョウのエンジンで火災
が発生したというが、深刻なのか」と尋ねると、防衛事業庁は「煙は出たが、
特に問題はない」と答えた。来年度の黒ヒョウ関連予算は、20日に予算小委、
23日に国防委を通過したが、防衛事業庁は24日になって初めて欠陥の事実を認
めた。予算案の通過のため事実を隠してきた、という非難は免れない。

当局は今からでも、黒ヒョウ開発のどの過程で何が起こったのか、真相を明ら
かにしなければならない。

(朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2009/11/26)


技術発展の進歩が著しい韓国重工業ですが、やはり初物の国産製品
になると初期故障が、発生してしまいます。しかも、それが世界的
にも最先端の性能を持つものであれば、それまでの技術開発の蓄積
がないのですから、故障を生じるのも当然であると言えます。
韓国国産技術の精華と宣伝された花形兵器にも、その様な事例が多
数存在します。以下の様なものです。

「国産対空ミサイル「天馬」は納入の前から全面改良中、携帯対空
ミサイル「神弓」は夜間作戦が不可能、国産対空砲「飛虎」の命中
率は旧型エリコン砲にも大きく劣る、などの指摘が国会で提起され
た。昨年(2005年)には、10年以上かけて開発された長魚雷「白鮫」
と短魚雷「青鮫」に、実戦配備後に深刻な欠陥が発見され、海軍が
開発企業に損害賠償を要求したこともあった。」(韓国日報 2006/10/26)

「金議員は「海軍艦艇は進水後、普通1年ほど後に海軍に渡されて、
戦力化過程(通常1年)を経ることが分かっている。ところが、独島
の場合、2年かかって2007年7月に海軍に引き渡された」と指摘
した後「独島艦には3種類の高性能レーダーがあるが、このレーダ
ーが作動すればレーダーのビームが甲板に反射してレーダーモニタ
ーに反射標的(虚偽標的:ゴースト)が発生する致命的欠陥が試験評
価過程で発見された」と明らかにした。」(ニュースプライム 2008/10/14)

「海軍が誇る最新鋭高速艦尹永夏」に実戦配備後も2ヶ月間に95
件もの欠陥が追加で発見され、再び修理を受けました。ウォーター
ジェットエンジンのタービン翼と冷却装置が腐食し、ディーゼルエ
ンジンからは潤滑油と燃料油が漏れました。また、磁気羅針盤は20
度以上の誤差が出たほか、艦内通信システムは交信が不可能なほど
でした。」(SBSニュース 2009/11/13)


今回、発覚したXK-2戦車のパワーパックに係わる問題も、正に
そうした性格と内容を持つものです。

パワーパックは記事にもある通り、エンジンとトランスミッション
が、一体になったもので、戦車の後部にパッケージとして搭載され
ます。そうする事で、パッケージを簡単、且つ迅速に交換でき、整
備性、保守性が飛躍的に向上しました。世界的にも第三世代戦車以
降は、殆どの戦車がこのコンセプトを採用しています。

韓国でも、K-1戦車では、ドイツ製のパワーパックを使用してお
り、独MTU社製のMB871Ka-501 4ストロークV型8気筒液冷ディーゼル
・エンジン(1,200hp)と、変速機は同じく独ZF社製LSG3000が搭載
されています。

今回のXK-2では、試作車には出力1,500hpの独MTU社製MB-883
12気筒1,500hpディーゼル・エンジン(UAE仕様のトロピカル・ルク
レールと同じエンジン)とレンク社製自動トランスミッションが搭
載されましたが、量産型には斗山インフラコア社(旧大宇総合機械)
がライセンス生産したMB-883エンジンとS&T大宇社(旧大宇精密工業)
製の電子制御式トランスミッションが搭載される事になっています。

MB883は、ルクレール戦車で実績があるエンジンであり、量産用も、
ライセンス生産品ですから、今回問題が発生したのは、S&T大宇社
製の電子制御式トランスミッションであろうと思われます。このト
ランスミッションは「このクラスとしては世界で初めて前進6段、
後進3段の自動変速を可能にした」とされていますが、先進的であ
るだけに、開発リスクも大きかったものと思われます。上記の報道
では、ベアリングに欠陥が見つかったとありますが、単体のベアリ
ングに問題があれば、それを取り替えれば済む話です。予算執行に
影響のある様な大きな問題があるとすれば、ベアリングを想定以上
に摩滅する様な強度設計の誤りが発見されたと考えるのが自然であ
ると思われ、もし、そうであれば、設計の欠陥の解析と、問題の解
決にはかなりの時間を要するものと思われます。

欠陥が発生するのは問題です。しかし、技術発展途上国である韓国
がその製品をものにできるかどうかは、正にその問題点を自力で解
決する事を通じて、兵器と言う特殊な工業製品を確実に仕上げる為
のノウハウが入手できるにかかっているのではないかと考える次第
です。


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2009年11月25日水曜日

これで貴方も堂々と相続税を脱税できる。鳩山式脱税法

<首相献金疑惑>実母から数千万円の資金 答弁と矛盾

鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」(友政懇)を巡る偽装献金
問題で、鳩山氏の実母が鳩山氏側に少なくとも数千万円の資金を提供していた
ことが関係者の話で分かった。3億数千万円に及ぶ政治資金収支報告書の虚偽
記載の原資になっているとされ、東京地検特捜部が解明を進めている。鳩山氏
は今月4日の衆院予算委員会で、実母の資金が原資になっている可能性を指摘
され「ないと信じている」と答弁していた。

実母は大手タイヤメーカー「ブリヂストン」創業者の長女。鳩山氏側への資金
提供は振り込みではなく、現金だったという。実母から鳩山氏への個人的な贈
与であれば鳩山氏に贈与税(最大税率50%)の支払い義務が生じる可能性が
ある。実母から友政懇への寄付とすると年間150万円の上限を超え、政治資
金規正法の量的制限違反の疑いがある。しかし貸付金であればいずれの問題も
生じず、特捜部は今後、資金の趣旨について鳩山氏側に説明を求める。

虚偽記載の原資について、鳩山氏は6月の会見で元公設第1秘書に預けていた
個人口座の資金と説明。さらに今月10日の参院予算委で、元公設第1秘書が
鳩山家の資産管理会社「六幸商会」(東京都港区)から6年間にわたり年平均
5000万円、計約3億円を引き出したと説明した。

しかし、これらには友政懇ではなく鳩山氏の個人事務所の運営費なども含まれ
ているため、それらを差し引くと、3億数千万円とされる虚偽記載の原資は少
なくとも数千万円不足している。このため特捜部が調べたところ、実母からの
資金提供が判明した模様だ。

一方、ゼネコンなど外部からの裏金はないとされ、特捜部は「巨額の虚偽記載
ながら鳩山家の資産を政治活動に充てていたに過ぎず悪質性は低い」と判断。
虚偽記載を認めている元公設第1秘書について強制捜査ではなく、政治資金規
正法違反(虚偽記載)の疑いで在宅起訴する方向で検討している。

(毎日新聞 2009/11/25)


遺産相続で頭を悩ませている方には、朗報です。総理もやってる安
心な脱税方法です。検察に脱税で摘発される事もありません。税務
署が来るかどうかは今の処は判りませんが、多分、鳩山総理が、生
前贈与の追徴課税を受けたという報道がなければ大丈夫でしょう。

もし、貴方が税務署に摘発されたら、鳩山総理と同じなのに、何故、
私だけ追徴されるのかと抗弁して下さい。当然の事ですが、その際
に裁判に訴える事もできます。憲法は法の下の平等を定めています
から、貴方一人が不利益を甘受する事はありません。もし、法務大
臣が鳩山総理の起訴猶予の為に検察に圧力をかけているのが判れば、
それは、権力者を罪から逃れさせた事になり、内閣が吹き飛ぶ指揮
権発動という事になります。

今回の鳩山首相の政治資金規正法違反事件に関しては、上の毎日新
聞の記事では、特捜部は、悪質性は低いと言っている様に報道して
います。ワイドショーのコメンテターも多分、悪質なものではなく、
鳩山家の身内の金を使っただけとコメントすると思われます。そう
して、秘書に政治資金規正法違反だけの責任を負わせて幕引きを図
ると思われます。しかし、実際に、そうすれば、脱税幇助と言って
差し支えない状況が発生します。

もし、今回の事件の結果を一般人の相続に当てはめると、相続税の
対象になる様な遺産を相続する事が判かっていれば、その資金を借
用し使ってしまう事で(勿論、何かに運用しても良いのですが)、相
続税の対象にならない事になってしまいます。実際には、相続時に
債権を相続するのですが、自分に債務があるので、相殺されてしま
います。そうなると現金の受け渡し等も発生しませんので、申告し
なければ判明する事もない事になります。(税務署対策として、一
応、借用書を作成しておき、利息も払った上、相続した段階で破棄
してしまえば、外形的にも借用している姿になります。逆説的には
鳩山首相の場合、本当に借用しているのであれば、借用書があり、
且つ、利息を払っている必要があります。そうでなけば生前贈与の
脱税について黒になります。)

なお、資金使途が政治活動の為の資金だから脱税に問われないので
あれば、政治活動をしている事にして、生活費を政治団体の費用に
付け替えてしまえば良いという事になります。脱税に問われれば、
奥さんを秘書にして政治資金規正法違反で在宅起訴にして貰いまし
ょう。初回でもあれば、執行猶予付きになる事は、まず確実です。

さあ、こんな事が本当に許されるのでしょうか?


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