※毎日新聞Webサイトから転載
<南アW杯>日本2大会ぶり決勝T進出 デンマークに3対1
サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会第14日は24日、1次リ
ーグ4試合があり、E組の日本はデンマークを3?1で降して2勝1敗(勝ち
点6)とし、自国開催だった02年日韓大会以来、2大会ぶり2回目の決勝ト
ーナメント進出を決めた。オランダ対カメルーンはオランダが勝ってE組1位
となり、2位の日本は、29日午後4時(日本時間午後11時)の決勝トーナ
メント1回戦で、F組1位のパラグアイと対戦する。
日本は前半17分、ペナルティーエリア右角前の位置、ゴールまで30メート
ル超のFKから本田が直接、無回転で不規則に変化したボールをゴール左隅へ
突き刺した。前半30分には、ゴール中央20メートルの位置で得たFKから
遠藤が直接シュート。右隅に絶妙にコントロールされたボールがゴールに吸い
込まれた。後半36分には、トマソンのPKをGK川島が止めるが、こぼれ球
を押し込まれ1点を失った。しかし後半42分、岡崎がダメ押しのゴールを挙
げた。
(毎日新聞 2010/06/25)
英語のニュースを見ていると、日本国内での報道ぶりと異なる事が
あります。W杯関連ですと、自国開催のW杯での戦績が、計算の中
に全然入っていないのです。15日のカメルーン戦での報道は、日本
は「初めて」W杯で勝利したというものでしたし、今回のデンマー
ク戦勝利、決勝トーナメント進出は、自国開催以外では「初」の決
勝トーナメント進出という報道になっていて、日本の二大会ぶりと
いう報道は全然ないのです。
それもある意味当然です。何しろ、ホスト国が、決勝トーナメント
に進出できなかったのは、初めての事なのですから...。それだけ、
W杯で、ホームでの試合が出来るアドバンテージは大きいというこ
とではないかと思います。
ちなみにデンマークは、日本と同じでW杯へは1986年以降、4大会
目の出場でしたが、過去3回の出場では、常に決勝トーナメントに
進出しており、グループリーグ敗退は、初めての事となりました。
それに比べると、日本はアウェーだけでは3回目の出場で「初」の
決勝トーナメント進出ですから、ヨーロッパ代表として進出するチ
ームは、ベスト16に確実に残る実力があるという点で、ヨーロッ
パのフットボールの層の厚さを感じざるを得ません。
今回は、アジア代表からは、日本と韓国が決勝トーナメントに進出
する事になりましたが、大会前の下馬評では、アジアからの決勝ト
ーナメント進出は精々1チームであり、他地域代表と実力差があり
すぎるので、アジア代表チームのW杯参加枠を現状の4から3にし、
アフリカ枠を今回実現した6に増やす事をFIFAが検討中であるとも
伝えられました。
その点、今回は、アフリカからの決勝トーナメント進出国がガーナ
一国であるのに対し、アジアからは二ヶ国で、この状態で、アジア
の出場枠を減らすという議論は、おこり得ず、その点からも日本の
決勝トーナメント進出は喜ばし限りと考えます。
ちなみに韓国は、1954年からW杯に出場し、今回が通算で8回目の
大会になりますが、前回までのアウェーでの戦績は1勝11敗5分
で、決勝トーナメントへの進出は、初出場から、56年目という事に
なります。同様に、日本は、1998年の初出場から、12年目で決勝ト
ーナメントへの進出を果たした事になりましたが、これまでの戦績
は5敗1分でした。
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