2010年6月22日火曜日

GEnxエンジンを搭載した787が初飛行

※初飛行するGEnxエンジン搭載のボーイング787。Response.jpより転載

久しぶりに、ボーイング787に関する話題です。
順調にテスト飛行のスケジュールを消化中のボーイング787です
が、GEnxエンジンを搭載した初のテスト機が完成し、初飛行を終え
た様です。Flightglobalから抄訳の上、転載します。

GEnxエンジンを搭載した787が初飛行

ジェネラルエレクトリック製エンジンを搭載したボーイング787が今日、初
飛行を行った。これで五機目の機体が飛行テストプログラムに参加した事になる。

飛行テスト機ZA005は、太平洋標準時(PST)14時41分(グリニッジ標準時00時41
分)に、ワシントン州エベレットにあるボーイング社の工場を離陸した。

飛行機には、二基のGEnx-1B64エンジンが搭載されていた。初飛行はPST21時30
分頃に終了したが、初飛行にもかかわらず4時間近く飛行していた事になる。

テスト飛行は、ZA005のチーフ・パイロットであるマイク・ブライアン機長と
787のチーフ・パイロットであるマイク・キャリッカー機長によって行われ
たが、ワシントン州中央部にあるモーゼス・レイク テスト施設での短時間の
発着の後、787のテスト機編隊が使用しているシアトルのボーイング飛行場
に戻った。

ZA005は、二機からなるGEnx-1B64を搭載した機体の最初の一機で、両機合わせ
て今後670時間の飛行テストと600時間の地上テストを行う事で、エンジンと機
体の組み合わせについての型式証明を取得する予定となっている。GEnxエンジ
ン搭載の機体は、2011年の第一四半期にロイアル・エア・モロッコで就役する
見込みである。なお、六番目で最後のテスト機は、7月に初飛行を行う予定と
なっている。

テスト機の内、最初の4機の787はローンチ・カスタマーである全日空が選
択したロールス・ロイス トレント1000エンジンを2基づつ搭載している。
最初のロールス・ロイスエンジン搭載の機体は、全日空に11月か12月に引き渡
され1月には就役する予定となっている。

(Flightglobal 2010/06/17)


調子のいい時は、記事も短めですね。


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