※NEWSIS Webサイトから転載
韓・ロ、3回目の羅老号打ち上げに合意
韓国とロシアが、羅老号の3回目の打ち上げを実施することで合意した。教育
科学技術部は15日、羅老号打ち上げ失敗の原因を究明する第3次韓・ロ失敗調
査委員会(9-12日、大田)で、両国が羅老号の3回目の打ち上げに合意した
と発表した。
教科部によると、今回の会議で両国は、今年6月に行われた2回目の打ち上げ
失敗に関する原因究明と改善措置を行った後、3回目の打ち上げを推進するこ
とを決めた。
3回目の打ち上げに関する費用の問題について、教科部のユ・グクヒ宇宙開発
課長は、「2回目の打ち上げ失敗により再度打ち上げを実施する場合、1段目
の発射体の費用はロシアが負担することになっている」と明らかにした。しか
し、ロシアに費用負担を強制する手段がないため、同国が費用を負担するかど
うかは不透明だ。
(朝鮮日報 2010/08/16)
今回の発表内容は、事実上、韓国が、羅老号の三回目打ち上げにつ
いて資金負担をする事を前提に打ち上げ合意がなされた事を示して
いる様に思われます。
一回目の打ち上げは、韓国で製造された衛星フェアリングの分離失
敗によるものなので、失敗原因は韓国の責任によるものと思われま
すが、二回目の打ち上げ失敗は、一段目の爆発説と、二段目の過早
発火説の二つの見方がありました。韓国とロシアは契約上、ロシア
の責任で打ち上げが失敗した場合は、ロシアの負担で、三回目の打
ち上げを実施するとしていました。それが、今回の発表では、一段
目は、ロシアの負担だが、費用負担を強制する手段がないと述べて
おり、間接的に、韓国の負担になることも止むをえないと匂わせて
います。
ロシアにすれば、開発中のアンガラロケットの中核部分の打ち上げ
実験をして貰えるのですから、一段目に問題があったのであれば、
ロシア側が一部費用負担をしてもおかしくはない筈です。
また、韓国は、この打ち上げの後は、羅老2号を国産開発すると発
表していますので、韓国側の負担になるのであれば、三回目の打ち
上げを強いて行うべき理由に乏しいように思われます。
それが、結果的に、韓国側の負担で、三回目の打ち上げが行われる
のは、韓国側に弱み(打ち上げで積極的に検証すべき事項)があると
考えるべきであり、二回目の打ち上げ失敗の責任も韓国側にある事
を示していると思われるのです。
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