民主党は9日、山岡賢次国対委員長に10日から警視庁の警護官(SP)を随
行させることを決めた。山岡氏は先週、臨時国会に永住外国人への地方参政権
付与法案を提出する意向を表明し、同氏の事務所などに右翼関係者とみられる
人物らからの抗議が殺到したためだ。山岡氏本人も「困った」と漏らし、警視
庁側も「警護が必要」と判断した。
民主党でSPがついているのは、代表兼任の鳩山由紀夫首相を除けば、小沢一
郎幹事長と輿石東参院議員会長のみ。自民党政権当時の国対委員長にも随行し
ておらず、異例の待遇となる。
(毎日新聞 2009/11/10)
民主党の山岡憲次氏のWebサイトは以下のURLである事は、Yahooで
も、googleでも簡単に検索する事が出来ます。
http://www.yamaokakenji.gr.jp/
山岡氏のサイトにには、ブログはありますが、コメント欄はありません。
その代わり、Web頁の表紙に、連絡先が載っています。
ちなみに国会事務所の連絡先は、
電話 03-3502-8888
FAX 03-3502-8855
となっています。
また、「お問い合わせ」というメニューで、山岡氏へのコメントを残
す事が可能となっていますが、その為には、コメントをする人の個
人情報を記載する様になっています。
今回、地方参政権付与法案に対する抗議が殺到したのは、時間的に
見て、このコメント欄かあるいはFAXという事になると思います。
では、何故、地方参政権付与法案に対する抗議をした人が、右翼関
係者になってしまうのでしょうか?また、右翼関係者と判断したの
は誰なのでしょうか?
現時点で朝日新聞は、ニュースサイトを見る限り、このニュースは
掲載されていません。一方、読売新聞と産経新聞は報じており、そ
の両者ともに右翼関係者というコメントはありません。従って、民
主党は事実を公表した段階で、右翼関係者とはコメントしていない
と思われます。
つまり、「右翼関係者」という表現は毎日新聞の記者が追加したコ
メントと言えます。それでは、毎日新聞はどの様にして、抗議のコ
メントが右翼関係者とみられる人物らからの抗議しかないと断定出
来たのでしょうか?
外国人の参政権については、現在までの判例では、国政参政権を与
える事は、違憲となっていますが、地方参政権付与については、違
憲の疑いがあると言う意見もありますが、必ずしも違憲とが言えな
いという意見もあり、法曹の世界でも結論は出ていません。
その様な争点ですから、民主党支持者や、民主党員、あるいは民主
党議員の中にすら地方参政権付与法案に反対する一定の勢力があり
ます。
民主党は、政府案として今国会に地方参政権付与法案を提出しない
事にしていたのは、その様な、党内意見に配慮しての事です。しか
し、今回、山岡氏は、民主党の他の議員には禁じている議員立法と
して地方参政権付与法案を国会に提出しようとしています。それも、
小沢幹事長の了承をとったからと言う良く判らない恣意的且つ密室
の議論で、日本国の国益を侵害する可能性のある法案を提出しよう
としています。政府、与党としての通常の立法プロセスを経ない点
でも、異例の扱いと思われますし、常識的には、法案の内容以外に
プロセスに対する反対論も予想されます。しかし、この記事では、
そういう反対論も含め、反対者は、すべからく「右翼関係者とみら
れる人物」という悪質なレッテルが貼られている事になります。
その様な視点からすれば、毎日新聞の「右翼関係者と見られる」と言
うコメントは、必ずしも、根拠のあるものではなく、毎日新聞自体
が、地方参政権付与法案に反対するものを貶めようとする悪質
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