2009年2月23日月曜日

韓国艦艇への給油拒否は当然


※写真は、韓国が派遣する駆逐艦の同型艦。
www.militarypictures.infoより転載

韓国、海自に給油を打診 ソマリア沖で 日本は拒否

ソマリア沖の海賊対策に海軍艦船派遣を計画している韓国が、日本政府に海上
自衛隊から給油を受けられないか打診していたことが分かった。日本側はイン
ド洋での補給活動はテロ対策に限定されているとして拒否。防衛省内には3月
初めに国会に提出する海賊対策新法に外国艦船への給油を盛り込む案もあるが、
首相官邸は消極的で、実現性は低いとみられる。

11日に行われた日韓外相会談では海賊対策の協力で合意したが、海自の活動
の制約もあって、実際に何ができるかは手探り状態が続いている。

韓国政府関係者などによると、韓国側は外相会談前の実務協議で、海軍駆逐艦
「文武大王」を近くソマリア周辺に派遣する計画を説明。「最も助かるのは給
油支援だ」と日本側に打診した。国際テロ組織「アルカイダ」がソマリアで活
動していることから、補給支援特措法を適用できるのでは、との期待もあった。

しかし、日本側は、特措法での給油対象はテロ対策の海上阻止活動に参加して
いる艦船に限定されているため、不可能だと説明した。

防衛省は一方で、各国艦船の給油の需要が多いとして、海賊対策新法に、派遣
される海自の任務に給油を加えることを検討。政府関係者によると、13日の
官房長官、外相、防衛相の会合で浜田防衛相が提案したが、「海賊対策と直接
関係ない」「審議が混乱する」などの理由で受け入れられなかった。

韓国国防省によれば、ソマリア沖で護衛が必要な韓国の関係船舶は年間150
~160隻。韓国側が韓国人乗組員のいる日本の関係船舶を護衛する代わりに、
海自に韓国船の護衛を期待する声もある。しかし、海自が派遣する護衛艦は2
隻で、保護対象に想定している日本関係船舶は少なくとも年間2300隻以上。
新法が成立して日本と無関係の外国商船を保護できるようになっても、日本船
の護衛で手いっぱいなのが実情だ。(牧野愛博=ソウル、石松恒)

(朝日新聞 2009/02/22)


島根県の「竹島の日」に韓国政府が「遺憾表明」をしたり、韓国人
が式典に殴りこみをかけたというニュースを聞いりすると、韓国が
一体どういう根拠で、日本に給油を打診してきたのか盗人猛々しい
思いがするというのが本音です。

韓国は隣国ではあっても、別段同盟国ではなく、前大統領の時には
一方的に外交戦争を宣言された事もあった程で、とても友好国とは
言えないというのが、一般的な国民感情であると思います。

韓国では異なる様ですが、外交に感情を持ち込むのはご法度ですか
ら、感情を交えずに考えてみましょう。

日本が対テロ活動を行っている各国艦艇への給油活動を行っている
のは、武力を伴う活動が憲法で禁止されている日本が、直接的なテ
ロ対策の海上防衛活動に参加できない事から、それに見合う国際貢
献活動を行う必要からです。

それに対し、ソマリアでの海賊対策の活動に関しては、日本も出足
は本当に遅いですが、海賊対策特措法ができた段階で実施する内容
は他国と全く同様であり、なんら負い目を感じる必要はありません。

そして韓国が、自国にも給油艦があるにも係わらず、無償の給油活
動を日本に求めるのは、常には敵対姿勢を取るにも係わらず、自国
の都合の良い時には日本に擦り寄ってくる韓国の伝統的な甘えの姿
勢以外解釈のしようがありません。

防衛省の一部には、韓国艦への給油に前向きな意見もあるようです
が、韓国の根拠の無い要望に、好意的に対処をした事で、それに付
込まれ後々問題の火種になった事も、「従軍慰安婦」を始め、枚挙
にいとまがないのです。今回の件も、一度こういった韓国への補給
活動を行うと、今後も国際的な貢献活動で、際限なく韓国からの補
給要求に応じなければならない事になりかねないと言えます。

そういう点からも、この種の韓国の根拠のない無理の押し付けには
断固として拒否する態度を明確にすべきであると考える次第です。


環球閑話日々の徒然まとめサイ
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