菅直人首相は8日夜、中国の民主活動家、劉暁波氏のノーベル平和賞受賞決定
に関し、「普遍的価値である人権について、ノルウェーのノーベル賞委員会が
そういう評価をし、メッセージを込めて賞を出した。そのことをしっかりと受
け止めておきたい」と述べるにとどめた。中国国内で劉氏の受賞を伝えるNHK
の海外テレビ放送のニュース番組が突然視聴できなくなったことには「事実関
係を把握していない。ノーコメントだ」と答えた。
(産経新聞 2010/10/08)
もはや民主党政権はその存在意義すらなくしたと言うべきだろうと
思います。民主党政権がリベラル政権である限り、人権侵害に対し
て戦う人々に対して無関心であってはならないし、それと共感でき
る人道主義的思想がなければなりません。菅首相の「しっかりと受
け止める」という言葉に劉氏に対するどんなシンパシーや人道主義
があるのでしょうか?これが市民運動で鳴らした総理大臣の台詞と
は情けない限りとしか言い様がありません。
米国のオバマ大統領が、「一刻も早い釈放を」と述べた言葉と比べ
ればその違いは一層際立ちます。
民主党の全て構成員とは言いませんが、少なく共、その多くはリベ
ラリストであった筈であり、だからこそ政権を得る事ができた筈で
す。しかし、菅政権は似非リベラルであり、実際には権力至上主義
のコミュニスト活動家集団でしかありません。であればこそ、コミ
ュニスト政権であり、人権弾圧国家である中国や北朝鮮に対するま
ともな批判ができないのです。
思えば日本の左翼は、もともとリベラルではありませんでした。そ
の創生期からソ連の影響を受け、人道主義者は、隅に追いやられ、
目的の為に手段を選ばない権力亡者の巣窟が日本の左翼であり、中
立を装ったべ平連をはじめとする市民運動した。
それ故に、社会主義諸国による人権侵害に無関心であった事は、拉
致事件で、国民の目の前に赤裸々に暴かれてしまいました。その結
果、国民の批判が集中し、過去、左翼運動の中心であった社会党は
現在では泡沫勢力になっています。
しかし、今回の劉氏にノーベル平和賞が与えられた事に対する菅首
相のコメントには、日本特有の左翼メンタリティが社会党から、民
主党に脈々として受け継がれ、全く変わっていない事が表れている
様に思われてならないのです。
人道主義のバックボーンの無い左翼政権は、単なる売国政権にすぎ
ません。民主党政権の一日も早い崩壊と菅首相の退陣を願ってやみ
ません。
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