日米安保に関する「ビンのフタ論」を久しぶりで聞いた。日米同盟の効用の一
つは日本が自主防衛に走り、軍国主義の道を歩むのを在日米軍の存在や米国の
日本防衛誓約で抑えることだという論である。危険な日本をビンの中に入れ、
米国がそのフタをするというのだ。かつて沖縄の米軍海兵隊司令官がそんな発
言をして、すぐ更迭された。
今回は日本側発の「ビンのフタ論」だった。ワシントンでこのほど開かれた「
アジア地域の安全保障と日米同盟での沖縄」というセミナーでの沖縄国際大学
の佐藤学教授の発言だった。
東西センターや北海道大学、笹川平和財団の三者共催の同セミナーの沖縄と日
米同盟についてのセッションでは佐藤教授が報告者として普天間飛行場はそも
そも不要だと述べ、米軍の駐留理由に関連しても中国の軍拡や北朝鮮の核も特
に日本への脅威ではないと明言した。
つい私が「では日米安保や日米同盟にそもそも反対なのでしょうか」と問うと、
佐藤教授は「いや賛成です。なぜなら私は日本の国民を信用しないからです」
と答えたのだった。日米安保がなければ、日本の政府や国民は自主的な防衛政
策を求め、危険な道を進みかねないから、日米同盟で米国がそれを抑えておく
ことが好ましい、というのである。実にすっきりした「ビンのフタ論」だった。
沖縄の学者の日本国民観というのはこれほどなのかと、普天間問題の難しさを
改めて思わされた。
(産経新聞 2010/03/25)
佐藤先生、海外へまで出かけていって、日本国民に対する不信を公
言するのであれば、沖縄で独立運動を展開して頂けないでしょうか。
私は、一日本人として、沖縄文化は、日本文化とは似て非なるもの
という思いを深くしております。ウッドロー・ウィルソンの一民族
一国家の理想にも共感しております。従って、沖縄が是非独立した
いと言うのであれば、熱烈に賛成させて頂きます。
「日本国民を信用しない」という論拠がこの記事だけでは判然とし
ませんが、さぞ、深い歴史認識と日本人に対する洞察をお持ちなの
だろうと思います。そうであれば、沖縄を除く日本に住む日本国民
と、一つの国を形成するのは、沖縄人としてさぞ、気持ちの悪い事
でしょうし、また、沖縄の地域開発に沖縄県民の納税額をはるかに
上回る「日本」国民の税金が投入されているのも、同様にさぞ気分
の悪い事と拝察いたします。
沖縄独立を標榜している政党や個人が沖縄に過去なかった訳ではあ
りません。ここは一つ、景気良くブワッと沖縄独立運動を立ち上げ
て頂き、さっさと独立を果たして頂けないでしょうか。
宗主国であり、佐藤先生のスポンサーであるかも知れない中国様も、
その日が一日も早く来る事をお望みの事と思います。
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